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コラム

2014年1月16日 SNS、ソーシャルにおける話題の傾向

ディレクターのナガハラです。

 

ご他聞に漏れず、1年前2年前に比べて大分TwitterやFacebookを利用する時間が増えた気がしますが、今回はふと、SNSの中でも特にFacebookに注目して一般にどんな話題が多いのだろう?と今一度客観的に考えてみました。
(客観的に、とは言っても、自分が繋がってる範囲に限られますが)

 

ユーザー側もいろんなタイプがあって、頻繁に近況投稿する人、人の投稿にコメントするだけの人、見るだけの人、登録だけしてあって滅多に使わない人、などなどいろいろありますが、よく投稿する人のトピックについて見てみると、当然のごとく決まった傾向があります。

 

そこで見てみた主なトピックは、圧倒的に以下のタイプな気がします。
(あくまで私個人のタイムラインやニュースフィードの傾向かもしれませんが)

 

・グルメ・酒
・飲み会・パーティーなど
・旅行・レジャー

 

この三つが圧倒的に多い。続いて、

 

・趣味
・子育てや子供と一緒の話

 

ビジネス向けに積極的に使おうという人の場合は商売や会社のことも投稿がありますが、割合的には少ないようです。

 

Twitterの直接面識のない人のタイムラインだと、ビジネス、というか「楽に儲ける手法」とか「人生が変える方法」とか「集客アップの秘訣」みたいな情報を発信してるケースもよく見かけますね。

 

そこで、昨今はビジネスでのソーシャル利用が注目を集めてはいますが、どういう切り口なら活用できるのか、という点が気になってきます。

 

Facebookに限れば、比較的キャンペーンやブランドのトピックもニュースフィードに流れてくるので、割とビジネス利用に親和性が高いように思われますが、個人的な主観では、適合する業種は実に限られている気がします。

 

特に親和性が高いと思えるのは、圧倒的にグルメ・外食産業。
このあたりは自分も情報を利用しやすいし、友人が行った店には行ってみたい気がしてしまうので、実に強力だと思います。
グルメ口コミサイトは以前からありますが、それよりも、直接知っている友人知人のレコメンドに接することになるので、信頼度や興味喚起度は比較にならないくらい強いんではないかと思います。

 

ファッションなどの通信販売なんかも親和性高そうです。
音楽やアートなど、イベント関連でお客さんを集める類のものにも実に適合しているように思います。
でもそれ以外の産業だと、効果は微妙な気もします。

 

ロングテールか、瞬間的な話題作りか、という側面でも、どちらが向いているのか気にしてみる価値はありそうです。ロングテールなものだと繰り返し・リマインドが必須になってきます。Twitterではよく使われてますね。

 

ソーシャルに流れることによって、確かに認知や接点はいわゆる「バイラル的」に広がりますが、本当に広がっているのかどうか、普及しているのかどうか。商品のプロモーションだとして、購買に繋がるかどうか、微妙なところです。
特にプロモーションのトピックは自動的に配信されて、往々にして「鬱陶しい、ウザい」と思われるケースが多いのも注意が必要なところです。

 

もっとも、マーケティング最前線ではGoogleをはじめ、Adobe、Microsoftなど巨大組織を主として、ソーシャルメディア対検索メディアでのROIはどうなのか?といった研究も行われているようです。我々の規模だとなかなかそこまで踏み込んで取り組むプロジェクトが稀なので悔しいところです。
一時データマイニング寄りのプロジェクトを手がけたこともあったので、またじっくりトライしてみたいところではあります。

 

さて話を戻して、SNSが普及した今日では、プライベートでもビジネスでも、何か繋がりや接点が増やせるような期待がありますが、ツールが高度になって便利になればなるほど、具体的な価値や利益を意識しなければいけないと改めて気付かされます。

 

一方で、ネット自体の自家中毒のような側面もあるかも。
インターネット使うための情報を得るためにインターネットを使う、Facebookの使い方を調べるためにFacebook使う、それに終始してしまうような側面が、我々のようなインターネット分野を仕事にしている層には実に多いような気もします。

 

そうでなくても、せっかく仲間で集まったのに、写真撮ってその場でUPしてワイワイするのに終始しちゃって、他のいろんな話をしそびれてた、なんて本末転倒なケースもよくありそうです。

 

社交辞令の「いいね!」もかなり一般的なようですし、その点、ブランドやビジネス訴求の場合もなかなか油断なりません。いいね!しているけど買ったことはない、別に買わないかも、というケースもとても多いでしょうし、それ以前に直接の友達つながりの間でも社交辞令に辟易する「ソーシャル疲れ」もあったりします。

 

ソーシャル活用についてのご相談をいただくことも増えてきていますが、こんなことも常に頭の片隅でぐるぐる回っていたりします。

つらつらと着地点の見えない話になっちゃいましたが、これからもいろんな側面から考えて行きたいと思います。毎度の駄文長文にて失礼をば・・・。

 

by Nagahara(Director)

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